例によって、Yahooのブログ検索でキンモクセイの開花日を見てみると・・

今年の開花ピークは10/5であったことが判ります。もちろん地方によって前後すると思いますが、私の住む千葉県北西部の満開日とブログ検索のピーク日は、毎年ほぼ一致します。グラフは上から順に2006年から2010年までの5年分を並べました。
2006年は典型的な二度咲きが見られた年で、9/21に1回目のピークがあり、過半数の蕾がここで開花したようです。そして2回目の開花ピークは10/10ごろ。2007年、2008年と二度咲きは見られず、昨年2009年は所によって二度咲きが見られ、9/24日に弱いピークがありました。しかし、大半の花は10/15に満開を迎えたようです。
そして記録的な猛暑だった今年はどうだったかというと、満開日は10/5と昨年より10日も早かったことが判ります。温暖化でキンモクセイの開花日が遅くなっているようだという人がいますが、この5年間の開花記録を見る限り、キンモクセイの開花日が遅くなっているとは言えないと思います。また、夏の高温もキンモクセイの開花日には影響を与えないようです。
2005年の開花ピークは今年と同じ10/5で、10/15にも開花があったようです。さらに1960年頃の記録なども併せて考えると、やはりキンモクセイの開花日は上のグラフでピンク色の線で示した10/10前後がメインで、年によっては9月23日頃に1回目のピークが来ることがある・・・と言えそうです。何がキンモクセイの咲く回数を決めているのかは判然としませんが、少なくとも地球温暖化とは全く関係が無いと考えて良さそうです。
テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用