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Trillium angustipetalum
2004年12月に播種したもので、一年以上経過した2006年2月に発芽し、たった1枚の葉を伸ばして夏には休眠に入りました。今年の生長開始前に植え替えようと掘り上げてみたところ、直径5mm程のかわいらしい地下茎を作っていました。驚いた事に、播種後まる2年経過したにもかかわらず、発芽していない種子が何個か見つかりました。発芽するまで、いったい何年眠っているつもりでしょうね。
植え替えで機嫌を損ねたらしく、地下茎が丸々1年発芽しない事があって、この植物の我慢強さには脱帽しました。休眠中にエネルギーを消耗してしまいそうなのに、翌年、何事も無かったように発芽して来たのには驚きました。

Trillium flexipes x T. erectum
日本で、特に園芸的には、エンレイソウ属はマイナーなマイナーな存在で、たまに園芸店に地堀苗(山取り品??)と思われるオオバナエンレイソウが数鉢並ぶ程度です。この種類は暑さに弱いようで、関東で長持ちさせるのは難しいようです。エンレイソウの仲間のほとんどは北アメリカ大陸に自生しており、多様な原種が存在するためか日本よりはファンが多いようです。交配から開花まで何年もかかりますが、系統選抜や交配が徐々に進んでいるようです。
T. flexipesは白花が主体で、赤花もたまにあるようです。
T. erectumは赤花が主体のようです。どちらも北米大陸東側の自生種で、うつむき加減の花を着けます。この写真の個体は交配種との事でしたが、ほとんどT. flexipesのように見えます。子房が赤っぽいのはT. erectumからの形質だろうか?

トリリウム・クネアツム
北米東海岸のエンレイソウ属植物です。我が家では、ヘレボラスの花がすっかり色あせた今頃、バトンタッチするように花を咲かせます。
20cm程の茎に3枚の斑入りの葉をつけチョコレート色の花を直立させる姿は、ろうそくを立てた燭台のようです。整然とした葉や花の配列が美しい。
5年前に苗を購入して以来、全然増えてはくれません。それでも、毎年花をつけれくれるのが嬉しいです。夏は暑がるので、強めの遮光下に置き、秋まで葉を残すようにしています。

こちらは2004年12月に播種した、Trillium vaseyiの発芽の様子です。昨年まる1年間は地下で過ごし、今春やっと葉を一枚展開して来ました。今年はこのヘラ状の葉一枚だけで過ごし、開花株になるには5年以上かかるらしいです。関東地方だと暑いので、はたして開花まで持って行けるかどうか心配です。まあ、急がねばならない理由もありません。焦らず、のんびり育てることにしましょう。思えば、上の開花株だって既に5年。振り返ればあっという間だったような気もします。





