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ストレプトカーパス ‘ダフネ’

カーパス・ダフネ(DAPHNE)

ストレプトカーパス ‘ダフネ' (Daphne)
優しいパステルブルーの花が魅力的な品種。比較的コンパクトとされていて、葉の長さは現在約20cm。花は比較的大きく、花径5cmほど。1本の花茎に5〜6輪の花を着ける。

双葉の運命は・・

毎年毎年、必ず何かの種を播き続けてはや三十数年・・・。いい加減飽きても良さそうなのに、種まきした後、発芽するまではワクワクドキドキです。種苗屋さんから買った種子が発芽しない事は滅多にありませんが、趣味団体から入手したものや、自家採種したものは発芽しないこともしばしばです。苗床で発芽した芽生えを見つけると、ホッと一息。育ち具合に一喜一憂しながら開花までの付き合いが始まります。その途中で毎年色々な発見があります。

さて、5月11のブログに書いたストレプトカーパスの種まき、その後です。
室内のワーディアンケースに置いて2週間程で、小さな小さな芽生えが見え始めます。針の先くらいの緑色が見えたら、それが双葉です。3週間以上かかって発芽するものもあります。

カーパス芽生え1

ストレプトカーパスは面白い性質があって、芽生えた双葉の片方だけが大きく育って、もう一方は全く生長しなくなる事です。最初は同じ大きさなのに何故なんでしょうね。どこで大きくなるならないの運命が決まるのでしょうか? 写真の芽生えでは、右側の1枚が大きくなりつつある事が判りますね。

この苗床を置いたのが窓辺の直射日光が当たらないワーディアンケースの中でした。ですから光は→の方向、つまり横方向からの間接光だけになります。すると芽生えは光を求めて斜めに育って行きます。この芽生えでは、傾いた芽生えの上側になった1枚が大きく育っています。なら、他の芽生えはどうでしょう?

カーパス芽生え2

この写真は、窓側から撮ったものです。芽生えが斜めになっているため、葉の表面がこちら側に(光が来る方向)向いているのが判りますね。・・・で、どうでしょう? 大きくなった葉はほとんど上側になった方ではありませんか!

芽生えが傾いた事による重力のちょっとした違いが、葉の生長に関わる植物ホルモンの効き方(?)に影響を及ぼしているのでしょうか?? それとも光の入射角度による影響?? 自生地(崖に生えるらしい)ではどうなっているのか?? 

ちょっと面白い発見をして嬉しい気分でいます。学術的には何か説明されているのかなあ? 今度調べてみよう。

ストレプトカーパス ‘キム’

キム

ストレプトカーパス ‘キム’(Kim)

写真ではちょっと赤っぽくなっていますが、実際には紺色がもっと強く感じられます。花弁の表面がベルペットのようで、光線の具合で色が微妙に変化し、それがまたこの品種の魅力になっていると思います。花の直径は4cmほどで、'Falling Stars' ほどには花着きが良くはないにしても、かなり多花性の品種です。(↓サイトを参考に)
http://www.gesneriads.ca/strep265.htm

良く見かける品種に比べるととても異質な雰囲気で、Dibleys Nurseriesのカタログでとても気になっていた品種です。アメリカのゲスネリア協会の会報誌でも高い人気でした。 2年程前に'Falling Stars'と同じ業者さんから輸入した葉を挿して苗作りしました。豪華に咲いてくれるといいなあ。

流れ星再び

Falling stars

先にも紹介しましたが、沢山咲いたので再登場のストレプトカーパス 'Falling Stars'。
1本の花茎に15個くらいの小輪の蕾が着きます。ただし一斉には咲かないので、現在のところで数えると6輪程度です。大株にして花茎を10本くらい立てられれば60輪くらいですから見応えありそう。無事に夏越しして秋までに大株になって、そして見事な流星雨を見せておくれ。

薔薇のつぼみ

カーパス・ローズバッド

ストレプトカーパス 'Rosebud'
1980年にKartuz Greenhousesのカタログに掲載された、フルダブル(八重咲き)のストレプトカーパスとしては最も古い品種。花の直径は7cmほどあって、大輪と呼んで良いでしょう。1つの花茎に5個程度の花を着けます。葉も大きく、40cmほどになります。

品種名の意味は「薔薇のつぼみ」でしょうか? それとも「美しく若い女性」?? 左右相称のカーパスの花をバラに例えるのは無理があるんじゃないかなあ。でも最初の八重咲きということでバラに例えたのかな。

この品種は5年前にアメリカのカーパス好きな方から送っていただきました。発送の準備をしてもらっている間にWTCでのテロがあって、荷物のチェックや発送に時間がかかるようになってしまい、ちゃんと届くかどうか心配しました。世界の皆がこんな花々を愛でる日が来れば戦争もテロも無くなるんじゃないかと、もう30年くらい無邪気に思い続けていますが、一向に減る気配はありませんね。まだまだ花を広める努力が足りないようです。世界の国々が「花拡散条約」でも締結していただきたい。

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