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花菖蒲@大船フラワーセンター

6月17日、神奈川県鎌倉市にある県立フラワーセンター大船植物園で花菖蒲展が開催中というので早速見に行きました。今回の目的は、水元公園にはあまり植えられていなかった「伊勢系」と「肥後系」を見る事と、屋内展示の様子を見る事です。首都高速湾岸線から横浜新道を通って片道1時間少々のドライブは、渋滞もあまり無くて快適でした。

060617門

このゲートをくぐるのはもう何度目だろうか・・。でも、何故か花菖蒲の頃には来た事が無かったんです。千葉県は国内有数の農業県で植物にはお世話になっているんだから、最低でもこれくらいの植物園を作ってくれないかなあ。


060617菖蒲田

菖蒲園は水路状に作られています。この写真の場所には主に「江戸系」と、大船植物園で独自に改良された「大船系」が植えられています。庭園用だけあってか、花着きが良いですね。

060617菖蒲田2

こちらは「伊勢系」
一見して判るのは草丈が低い事です。花数も少ないような・・・。栽培管理状態や開花時期の問題がありますから、これらをもって「伊勢系」の性質と判断するのは間違いかも知れません。ただ、全体のバランスを考えると草丈が低めの方が「ハナの下が長くなくて」良さそうに思われます。

060617花菖蒲展示2

屋内展示の様子です。日本花菖蒲協会の方々の出展とのことでした。
古典園芸植物の観賞方法には種々の決まり事(作法)があります。詳しくは、同協会のサイト↓にありますので読んでみてください(Q&Aのコーナー)。
http://www.kamoltd.co.jp/kyokai/
このような「作法」は、自由気ままに楽しむ事に慣れている我々現代人には理解し難い面もありますが、その花の美を際立たせる先人の知恵も含まれているのでしょう。また、当時の文化的背景、それに基づく審美眼(美のコンセプト)を知るのも楽しいものです。

060617花菖蒲展示1

水の流れを再現した展示でしょうか? とても優美な印象を受けました。

060617花菖蒲展示3

ノハナショウブ(桃色花変異体?)の盆養作り。
これは背丈の低い品種という事ではなく、丈を低く作る技があるのだそうです。もちろん品種の持つ素質もあるでしょう。機会があったらチャレンジしてみたい作り方と思います。

あまり時間が無かったので、協会の方もいらっしゃったのですが、どの展示品種が伊勢系あるいは肥後系なのか、肝心な事を伺うのを忘れてしまいました。いかんいかん。会報誌を1冊買い求めましたので、次の機会までにもう少し勉強しておく事にしましょう。お勧め品種の苗を3本購入して帰路につきました。
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テーマ : ■お花が好き♪
ジャンル : 趣味・実用

ストレプトカーパス ‘ダフネ’

カーパス・ダフネ(DAPHNE)

ストレプトカーパス ‘ダフネ' (Daphne)
優しいパステルブルーの花が魅力的な品種。比較的コンパクトとされていて、葉の長さは現在約20cm。花は比較的大きく、花径5cmほど。1本の花茎に5~6輪の花を着ける。

テーマ : 草花
ジャンル : 趣味・実用

双葉の運命は・・

毎年毎年、必ず何かの種を播き続けてはや三十数年・・・。いい加減飽きても良さそうなのに、種まきした後、発芽するまではワクワクドキドキです。種苗屋さんから買った種子が発芽しない事は滅多にありませんが、趣味団体から入手したものや、自家採種したものは発芽しないこともしばしばです。苗床で発芽した芽生えを見つけると、ホッと一息。育ち具合に一喜一憂しながら開花までの付き合いが始まります。その途中で毎年色々な発見があります。

さて、5月11のブログに書いたストレプトカーパスの種まき、その後です。
室内のワーディアンケースに置いて2週間程で、小さな小さな芽生えが見え始めます。針の先くらいの緑色が見えたら、それが双葉です。3週間以上かかって発芽するものもあります。

カーパス芽生え1

ストレプトカーパスは面白い性質があって、芽生えた双葉の片方だけが大きく育って、もう一方は全く生長しなくなる事です。最初は同じ大きさなのに何故なんでしょうね。どこで大きくなるならないの運命が決まるのでしょうか? 写真の芽生えでは、右側の1枚が大きくなりつつある事が判りますね。

この苗床を置いたのが窓辺の直射日光が当たらないワーディアンケースの中でした。ですから光は→の方向、つまり横方向からの間接光だけになります。すると芽生えは光を求めて斜めに育って行きます。この芽生えでは、傾いた芽生えの上側になった1枚が大きく育っています。なら、他の芽生えはどうでしょう?

カーパス芽生え2

この写真は、窓側から撮ったものです。芽生えが斜めになっているため、葉の表面がこちら側に(光が来る方向)向いているのが判りますね。・・・で、どうでしょう? 大きくなった葉はほとんど上側になった方ではありませんか!

芽生えが傾いた事による重力のちょっとした違いが、葉の生長に関わる植物ホルモンの効き方(?)に影響を及ぼしているのでしょうか?? それとも光の入射角度による影響?? 自生地(崖に生えるらしい)ではどうなっているのか?? 

ちょっと面白い発見をして嬉しい気分でいます。学術的には何か説明されているのかなあ? 今度調べてみよう。

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

ストレプトカーパス ‘キム’

キム

ストレプトカーパス ‘キム’(Kim)

写真ではちょっと赤っぽくなっていますが、実際には紺色がもっと強く感じられます。花弁の表面がベルペットのようで、光線の具合で色が微妙に変化し、それがまたこの品種の魅力になっていると思います。花の直径は4cmほどで、'Falling Stars' ほどには花着きが良くはないにしても、かなり多花性の品種です。(↓サイトを参考に)
http://www.gesneriads.ca/strep265.htm

良く見かける品種に比べるととても異質な雰囲気で、Dibleys Nurseriesのカタログでとても気になっていた品種です。アメリカのゲスネリア協会の会報誌でも高い人気でした。 2年程前に'Falling Stars'と同じ業者さんから輸入した葉を挿して苗作りしました。豪華に咲いてくれるといいなあ。

テーマ : 草花
ジャンル : 趣味・実用

花菖蒲@水元公園

5月は例年に無い異常な多雨でしたが、6月にはいってそのまま梅雨入り宣言となってしまいました。毎日毎日どんよりとした空模様が続くので気分も全く晴れません。昨日は、そんな天気が似合う花、花菖蒲を見に葛飾区の都立水元公園に行って来ました。

釣り風景

園内には「小合溜(こあいだめ)」と呼ばれる長細い池があり、地図で見るとかつて中川と江戸川をつなぐ水路だったようです。この溜め池には小魚が多いようで、私も小学生の頃、何度か釣りに来ました。

太鼓

園内では各種イベントや露天などで賑わっていました。花菖蒲のイメージとは遠いような気がしますけど、花がある所に人が集まるのは良い事ですね。このごろは和太鼓がブームのようですね。

水辺のくつろぎ

緑と水の公園という感じで、木陰でのんびり過ごすのに最適な公園です。

花畑

花菖蒲園の様子。
色々な園芸品種が植栽されています。5分咲きくらいでしょうか・・・。今年はやや遅めかも知れません。

紫陽花&花菖蒲

アジサイと一緒がお似合いです。

スジ花

ちょっと気になった花のひとつ。

平咲き

花菖蒲の園芸品種開発は江戸時代から始められ、江戸系、肥後系、伊勢系などの系統があります。江戸系は庭植えで楽しむため、花を上から観賞することになります。このため、江戸系の花は花弁が水平に広がる「平咲き」が主流となります。写真の花型は平咲き(「受け咲き」とも呼ぶ)の典型です。
江戸系に対して、肥後系、伊勢系は鉢植えとして室内で観賞するのが正統な楽しみ方で(もちろん開花株を持ち込むのですが)、横から眺めることになりますから花弁の垂れ下がったものが喜ばれたようです。また草姿(草丈や全体のバランス等)も同時に重要な評価基準になります。

花タイプいろいろ

花菖蒲園内で見かけた花のいろいろ。
花弁が3枚の三英咲き、6枚の六英咲き、沢山の花弁からなる八重咲き(写真右下)に大別出来ます。大元の原種(ノハナショウブ)は左下のような姿をしていたはずですが、それを元に多種多様な品種が出来た事は驚異です。

鳩

鳩も花見に??
最近の鳩はほんとうに逃げないというか図々しくなりましたね。カメラを持って50cmくらいまで近づいたのに腰も上げず・・・。瞬発力に自信があるのか、人間がのろまなのを知っているのか。

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

イングリッシュ・ローズの想い出

先週の日曜日、八千代市の京成バラ園に行って来ました。朝から小雨模様で行くのを断念していましたが、10時ごろから徐々に晴れ間が見えたので、ちょっと遅出の12時ごろからの出発になりました。道路や駐車場が混んでいるでしょうから、運賃の高いのを我慢して東葉高速鉄道に乗り八千代緑が丘駅で下車、20分ほど歩いてバラ園に到着しました。電車で行くとこの徒歩があるので、散財しなくて済みます(笑)。

今月はホント雨ばかり、毎日新聞によると・・
「東京の今月7~18日の日照時間は計15・8時間で、平年の23%にとどまり、ほとんど日差しがない状態だ。」そうだ。
それも土日はほとんど雨でしたから、日曜日の晴れ間はとっても貴重!と思った人も多いようで園内はいつになく混雑していました。肝心のバラはというと、満開をやや過ぎた感じでした。

ピース&全景

園内の様子。右奥に見えるピンクのアーチはコルデス作の‘アンジェラ’。いつ見ても花着き満点。我が家でもアーチっぽくなってます。ごついシュートが伸びまくるので剪定には難儀してます。

手前のクリーム色にピンクの差したものは不朽の銘花、メイアン作‘ピース’。第二次世界大戦の終戦の年である1945年の発表で、平和を願って名付けられたとか。私が物心ついた頃に庭に植えてあったバラ3本のうち1本がこの‘ピース’でした。その巨大輪の花が咲く頃、庭で大きな蕾がふくらんで行く様を眺めては嬉しい気分になりました。あとの2本は、‘パパ・メイアン’と‘クイーン・エリザベス’。

ジェーン・オースチン

オースチン作、‘ジェーン・オースチン’
イングリッシュ・ローズの中で最もお気に入りの品種です。花色、香りともに大好き。

以前BBSにもちょっと書きましたが、ここでイングリッシュ・ローズの想い出を書き留めておきましょう。

高校生の頃から今で言う「ハーブ類」や「薬用植物」にとても興味があって、ミントやラベンダーにはとても憧れていました。今ならホムセンに行けば当たり前のように購入出来ますが、当時は販売される事は滅多にありませんでした。バラやジャスミンなら精油を採る品種が欲しいと思っても、やはりどこにも売っていない・・。大学生になって、やっとセンティフォリア・ローズの実物に出会うことが出来ました。桜色の薄い花弁がぎっしりと詰まった花を見つめていると、精油を採るために栽培している所を見てみたいものだと思いました。また、その香りはハイブリッド・ティーには無い濃厚なものでした。

何年かはこのバラを楽しんでいましたが、所謂、「オールド・ローズ」と呼ばれるこれらのバラの多くは春にしか咲かず、年中楽しむにはどうしたら良いのかを考えるようになりました。この平咲きと香りをそのままに四季咲き性を与えれば、例えば温室栽培すれば周年オールド・ローズの切花を楽しめるようになります。これは素晴らしいアイデアだ!! そして、四季咲き性を取り入れるにはハイブリッド・ティー系の品種を交配すれば良さそうです。でも、四季咲き性が劣性だとすればF2まで見なくてはなりません。これは大変。

それで、バラの研究者であるU先生に四季咲き性の遺伝について伺いました。すると四季咲き性は優性劣性とのこと。なら花型や香りは別にして周年開花は意外に簡単かも! と思ったところで、U先生に「それならイングリッシュ・ローズというのがあるよ」と教えられました。当然、同じような事を考えて実行する先達はいくらでもいるものです。所詮アマチュアの思いつきです、現在の品種をちゃんと調べておけば良かったのです。

なら、そのイングリッシュ・ローズを買ってみようと思いました。ところが、ここで大きな障壁が待っていました。オースチンから送られて来たカタログには、「日本には苗は売らないけど、参考のためにカタログを送ります」という手紙が添えられていました。1990年頃の話です。噂によるとオースチン氏は日本がお嫌いなのだとか・・・。原因はどうも戦争中の話らしいです。

もちろん国内で販売されていなかった頃ですから、RHSの会報誌で広告を探したり、U先生に紹介していただいた海外のナーセリーにカタログを請求し、やっとカナダのホルティコ社が日本に輸出してくれる事がわかりました。苗物の輸入手続きなど何も知りませんでしたので、植物検疫の事、税関の事、海外への銀行送金の事・・・色々調べて、やっと20品種注文しました。イギリスのピーター・ビールズも日本に輸出してくれるとの事で、こちらにはオールド・ローズを注文しました。苗が到着するまで待ち遠しかったこと。

待ちに待った苗を植え付け、初開花!!
やっと目にする憧れのイングリッシュ・ローズ。その花の姿、香り・・・今でも鮮やかに思い出します。日本中探しても、マニアの庭、あるいは育種専門家の試験圃場以外ではたぶん見る事が出来ないでしょう。それが今、目の前にある・・・その事だけでも恍惚となりそうです。

咲いた花を早速切り花にして花器に盛り、写真に撮ったり、人に見せたり・・・、オールド・ローズの花型の優しさと香りの良さを他人に説いてまわりました。でも、残念ながら評価は全くダメでした。特に専門家の意見は厳しいものでした。曰く「みっともない花型で、悪い花型の典型だ」「日本人は高芯剣弁が好み。平咲きなどナンセンス」云々。完全に凹んでしまいました。

その後、岐阜県で花フェスタがあり、鳴り物入りでイングリッシュ・ローズが紹介されるとこのような状況は徐々に変化して行きました。日本でも輸入代理店が出来、少しずつですが苗を購入する事が出来るようになりました。そしてここ数年はホムセンでも置いてありますし、「全然ダメ」と言われたバラ園にもずらりと苗が並ぶようになり、この十数年の変化は劇的なものだったと思うと感慨深いものがあります。

さて、このイングリッシュ・ローズの切り花ですが、最大の問題は実は人の好みではありませんでした。花持ちが全く話にならないくらい短いという事がわかりました。開花後2~3日で散ってしまったのです。現代バラに香りが無くなったのは、品種改良の過程で香りを軽視したからだ・・・という説がありますが、これは間違いかも知れません。私は花持ちを良くすると香りが消えるのでは無いかと考えています。バラの香り成分、例えばモノテルペノイド類は細胞に大きなダメージを与えます。これが花の寿命を短くしているのではないかと推測しています。香りが良く、かつ花持ちも良い品種というのはあるのでしょうか? バラ以外なら香りも花持ちも両立している植物もあるでしょう。例えばユリなど。香りの生成や蓄積、放散のメカニズムを調べて行くと、夢のバラが作れるかも知れない・・・などと、四季咲きのオールド・ローズを夢見た頃のような気持ちになっています。

グラハム・トーマス

オースチンの代表作‘グラハム・トーマス’
オールド・ローズには黄色い品種はありませんから、発表当時は黄色でオールド・ローズの花型には賛否両論だったそうです。また、黄色い品種は原種のロサ・フェチダから来ているのであまり良い匂いはしないのが普通です。この品種は、オールド・ローズの花型でありながら黄色でしかもティー・ローズの香りという、まさにオースチン氏の挑戦を具現化した品種と言えましょう。

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テーマ : バラが好き。。。
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流れ星再び

Falling stars

先にも紹介しましたが、沢山咲いたので再登場のストレプトカーパス 'Falling Stars'。
1本の花茎に15個くらいの小輪の蕾が着きます。ただし一斉には咲かないので、現在のところで数えると6輪程度です。大株にして花茎を10本くらい立てられれば60輪くらいですから見応えありそう。無事に夏越しして秋までに大株になって、そして見事な流星雨を見せておくれ。

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Author:conocono
花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
たまに作り話もあるので要注意。

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