スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ダブルのヘレボラス

八重咲きのヘレボラス(本記事では、レンテンローズ=ヒブリダスを指すことにします)については、パーティードレス系を本で見て知っている程度でした。開花株や苗は普通には出回らないものでしたから、ドイツの種苗カタログに「ダブルも出る」と書かれていた種子を買い求めたりしていました。しかし、乾燥種子の発芽率は極めて悪く、混合種子からダブルが現れることはありませんでした。

20世紀も終りの年だったでしょうか、ダブルホワイトの種子を買ったのは・・・。
八重咲きの出現率が95%以上の種子繁殖品種として、まるで彗星のように現れたのがダブルホワイトです。パーティードレス系と違って丈夫なのも魅力の一つとか。例のホワイトピコティーをダブル化したかったので、早速種子を買い求めました。もちろん種子からですから、開花までには4年は待つ覚悟です。1粒200円くらいしたでしょうか、非常に高価な種子だったと記憶しています。発芽しなかったら嫌だなあ・・・などと。

ダブルホワイト

そして咲いたのがこの花です。開花し始めて数年になりますが、種子系品種だけあって株によって花の形が微妙に異なっています。何より問題なのは花粉が出ない個体や、交配しても種子が出来ない個体が少なからずあるという事です。稔性のある個体を選抜して交配親に使っています。

ダブルピンク

こちらは、ダブルホワイトとほぼ同じ頃に現れたダブルピンク。

どちらの花も毎年咲くようになりましたが、花が下向きだとあまり綺麗でないことが気になります。ボッテリと重たい花がぶら下がる様は、正直あまりヘレボラスのイメージに合わないような気もしますし。本やカタログで良く見る写真は、例えば・・
ダブルホワイト正面

こんな感じで、無理矢理上を向かせて撮影したものが殆どと思います。なかなか魅力的に見えますね。でも、普段は一番上や二番目の写真のような斜め上や横からの姿を眺めるようになる訳です。ちょっと重たいですね。

ダブルホワイトの出現で自動的に予想される事は、ブラック、イエロー、レッド、ピコティー等のシングルとのF1を作り、さらにF2以降で各色のダブルが分離して来るだろうと言う事です。あとはダブル同士の交配でダブルの出現率を高めれば良い事は、誰でも容易に考えつきます。あとは実行あるのみ。生産者は、良い親を探す!他の人や時間との競争!!です。後発でもF2~F3まで進んでいるでしょうから、既に各色とも出揃っていて、生産個体数(ダブルの出現率)が価格を形成している段階と思われます。ただし、ヘレボラスのダブルは、完全八重咲きでは無い(雄しべや雌しべまで花被片化していない)ため、ダブルの採種は比較的容易ですから、すぐにシングル並みの価格まで下がるものと予想されます。

さて、独自の品種を作り出すという事は、このように自動的に予想される事を実行するような安易な事なのでしょうか。本当のオリジナリティーが試されるのは、今のダブルブームが去った後になるのでしょう。その時、アシュウッドナーセリーを越える花々が日本で生まれている事を期待しています。今回、池袋で開催されたクリスマスローズ展には行きませんでしたが、ピンクアイス等、アシュウッドで既に開発されているものの二番煎じ(輸入品?)を麗々と展示しているようでは、少々先が危ぶまれるような気もしますが・・。
スポンサーサイト

テーマ : ☆クリスマスローズ☆
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

conocono

Author:conocono
花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
たまに作り話もあるので要注意。

sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleメールフォームsidetitle

名前:
メール:
件名:
本文:

sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleRSSフィードsidetitle
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。