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デュメトルム交配(遺伝の考察)

2007年2月13日の記事に書きましたが、デュメトルム x ヒブリダス(ホワイトピコティー)交配の結果についてもう少し詳しく書き留めておきましょう。ちなみに、交配の組み合わせの記載は、種子親 x 花粉親 とするのが世界共通のルールです。

1.草姿
 この交配の目標は、矮性で柔らかな葉を持つデュメトルムに、ヒブリダスの豊富な花色を導入する事でした。
デュメトルムハイブリッドと種子親(デュメ)

 ヘレボラスの花茎は開花始めから徐々に伸びて行きますから、正確な比較が難しいのですが、この雑種株では種子親の矮性が強く現れているように思われます。花径も1番花と2番花では異なりますが、やはり種子親であるデュメの影響が強いようです。

2.ピコティーの遺伝
デュメトルムハイブリッドと花粉親

花の裏側から・・
開花株数が少ないので、分離比は来年以降計算することとして、ピコティーの入り方について考察しておきます。
花粉親(左)の着色部分は花被片の周辺部分と維管束(葉脈にあたる部分)に見られ、雑種株(右)でも同様です。但し、雑種株の維管束部分では葉緑素の緑色が被るため、濁った色になっています。この交配のポイントは、デュメの花被片周囲が白い(葉緑素が少ない)ことに着目した事です。白覆輪と言って良いこの部位に、花粉親の赤色を乗せる事が出来れば、クリアな赤色が出せると考えました。目論見通り、比較的鮮やかな赤色が乗ったと思っています。

3.ネクタリーの色
デュメトルムハイブリッドと花粉親(正面)

花粉親のピコティー&ダークネクタリーは、白花のヒブリダスとの交配実験の結果、リンクして遺伝する事が判っていました。原種であるデュメトルムとの交配でも、この写真に示す通りピコティーとネクタリーの着色はリンクして遺伝するようです。写真は出しませんが、ピコティーの乗らなかった兄弟株ではネクタリーも緑色でした。
ピコティーは優性である事が判ったので、もしダブルのホワイトピコティーが欲しければ、ダブルホワイト x ピコティー(あるいは逆交配)のF2を取れば良いのだと言う事が判ります。

4.地の色
 出来れば小型のホワイトピコティーにしたかったのですが、今のところ全てのF1花で地色が緑色です。緑の地色は優性のようですから、クリアな花色が欲しければF2以降をとらねばならないでしょう。
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花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
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