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スズメのおやつ?

この暖冬で3月上旬には咲いてしまうのではないかと思わせた桜も、その後の寒気の影響で下旬に開花となりました。子供の頃、桜と言えば4月の花だったのに、わずか10年くらいで「3月の花」というイメージが定着してしまったように思います。
桜並木

近所の桜並木です。
公園などではソメイヨシノばかり植えられている事が多いのですが、ここの並木には数種類が混植されているので、散歩しながら見比べていると飽きません。

ところで、先日開催された日本育種学会で、ソメイヨシノの両親が明らかになったという発表がありました。ソメイヨシノは不稔性が高いため種間雑種と考えられるものの、長い間その両親をめぐってはいくつかの説があったようで、一般的にはエドヒガンとオオシマザクラの種間雑種とする説が有力でした。それが、千葉大園芸学部の中村先生達の研究グループの研究成果で、DNAの塩基配列解析の結果、母親はエドヒガン系で、‘コマツオトメ'のような品種(個体は特定されず)、父親はオオシマザクラということが明らかになったとの事です。

オオシマザクラといえば、桜餅の葉っぱを作ることで有名ですね。花の頃には素晴らしい香りが辺りに広がります(この香りを好むのは日本人だけとか・・・)。残念なことにソメイヨシノでは、この香りがほとんどしないように思われます。毎度ワンパターンな話ですが、もうちょっと香りのある品種があっても良さそうです。

しばし、桜並木の桜を紹介しましょう。品種名が判らないのがちょっと残念です。
桜1

↑ オオシマザクラっぽい雰囲気の個体。香りはあまりありませんでした。

桜2

↑ 新芽が赤く花は小輪の個体

桜3

↑ 中心部が濃いピンクで、若葉の緑と相まって明るく華やかな雰囲気です。

↓ この10年くらい気になるのは、1輪まるごと落ちている花が多数あることです。
桜落花


しばらく観察していると、スズメの仕業である事がすぐに判ります。どうやら花の蜜が美味しいらしく、くちばしの短い彼らは花の横から食いちぎる方法を考案したらしいです。どの花もガク筒の基部が食いちぎられていることが判りました↓。ヒヨドリもいましたが、これはちゃんと嘴を花に差し込んで蜜を吸っているようです。
花


ここの並木の何種類かある桜の内、スズメは断然ソメイヨシノが好きなようで、木の下に沢山の花が落ちていました。いたずらにいくつかの品種の味比べをしてみると、ソメイヨシノのガク筒基部には沢山の蜜が溜まっていて甘く、小輪の品種では蜜が少ない上に苦味が強いようです。でも、スズメって、我々同様に甘味がわかるのでしょうか? 結果としては、小輪の桜の下には食いちぎられた花は落ちていませんでしたから、魅力的では無いことは確かです。

満開の桜を啄ばんでいるスズメ達を見ていたら、ちょっと幸せな気持ちになりました。
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テーマ : 趣味と日記
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花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
たまに作り話もあるので要注意。

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