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桜草展@歴博(その1)

4月29日、今年から「昭和の日」と呼ぶ事になったそうですね。好天に恵まれましたので、佐倉市にある歴史民族博物館に行って来ました。ゴールデンウイークということで渋滞を覚悟していたのですが、幸い東関東自動車道は渋滞知らずのようで、自宅から40分ほどで到着してしまいました。歴博と言っても、今回のお目当ては「くらしの植物苑」の方で開催されている「伝統の桜草展」です。
歴博植物園門

昨年までは「みどりの日」だったためか、無料開苑日になっていました。普段は有料・・・と言うものの、たったの100円です。

桜草展ひな壇

苑に入ってすぐのところに設けられた「桜草雛壇」(あるいは「桜草花壇」)です。「日本桜草」と呼ばれるのは、日本の野生種であるサクラソウ(Primula sieboldii)を元に育成された園芸品種群で、江戸時代の全盛期には数百品種が存在したようです。幕末の頃には、この写真のような雛壇を作って日本桜草を観賞していました。雛壇の前に置かれた縁台に座って、目線の高さで観賞するのが習わしだそうです。

古典園芸植物は、だいたいこのような観賞の作法がありますが、恐らくはその花が最も美しく見える工夫の末のものでしょう。もっとも、花菖蒲のように鑑賞法に合った花型や草姿に育成するという事もあったようですから、植物と鑑賞法の両方が絡まり合って発展したと考えるべきでしょうか。

古典園芸植物というと、もともと日本に自生していた植物を改良したというイメージがありますが、斑入りゼラニウムのように外国産の植物も上手く日本流に取り入れた例もあります。また、日本桜草をはじめ変化朝顔などのように、たった一つの種から多種多用な園芸品種が作出された場合もあり、古人の植物改良に対する熱意には脱帽します。近年は国内外の多種多様な植物が簡単に手に入るようになりました。しかし、その植物の良さや可能性を十分に引き出しているのかと問われると困るような気がします。
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テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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折角素晴らしい「みどりの日」をあの忌まわしい「昭和の日」にしてしまうとは本当に腹立しく思っています。戦争の昭和を思い出したくないので書類にでも生年月日を1940と記入しているのに・・・
それにしても、あの単純な桜草から別の品種を創りだそうという園芸家の美に対する熱意には感心しますね。逆に単純だからもっと複雑な美を創ろうということでしょうか。

1961年生まれの私には察し切れないところがありますが、ここ数年の傾向は単純かつ不穏のように感じます。閉塞感を打破するために、蛮勇を奮おうとしているような・・・。私は勇ましく猛々しい人生よりも、仲良く花を愛でながらあれこれ思案して行きたいです。

桜草の野生種は、もともと変異が起こりやすいようです。その変異を極端に現したのが園芸品種でしょうね。それが美しいかどうかは価値観と思いますが、「南京小桜」のように江戸時代から人気のある品種には、時代を越えた不変の「美」を感じます。
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Author:conocono
花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
たまに作り話もあるので要注意。

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