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ヘレボラスの遺伝(ピコティのケース/その3)

前回の「ヘレボラスの遺伝(ピコティのケース/その2)」で、ピコティーを現す遺伝子は、「花被片とネクタリーの周辺部分に色素を作らせる役割を持っていて、そしてそれは優性に発現する」という解釈に到達しました。ただし、これはたった1回の交配で、20個体ほどの観察から導かれた結論に過ぎません。その他の系統のピコティーも観察して、この結論(=新たな仮説)がどの程度普遍性を持っているかを考えて行かなくては、私が持っている株だけに限定された話になってしまいます。では、マザーピコティー以外の系統のピコティーの花を見てみましょう。

ピコ3系統

右がこれまでお話してきた「マザーピコティー」で、左と中央は別系統のピコティーです。

いかがでしょう、左の花ではネクタリーは緑色(ただし内側は赤っぽい色)になっています。中央のものはネクタリーが右のものよりも濃く、基部に近いところまで着色していますがピコティーは逆に極細いものになっています。

どうもピコティーという形質は単純ではなさそうです。同じピコティーに見えても遺伝的な背景が全く違っている事も考えられますし、実は同じ遺伝的メカニズムなのに仮説や実験が不十分なだけかも知れません。ピコティーという形質の遺伝に関する普遍的な仮説については、しばらく宿題といたしましょう。


さて、次回からは最初の「マザーピコティー」に戻って、これを交配親に使った新しい花の可能性について考えてみることにしましょう。
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花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
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