スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

原種の大切さ

ヘルツェゴビナス

今年も原種Helleborus multifidus hercegovinusがさらさらと細かい葉を展開して来ました。なんとも優美な雰囲気で、花が無くても十分観賞価値のある植物と思い、また、このような原種植物が存在するという事自体が驚きに値すると思います。

もし、この原種が存在しなかったとして、誰がこんな姿の葉を持ったヘレボラスを想像出来るでしょうか? 想像出来たとしても、他の原種を交配してこんな姿のものを作ることが出来るでしょうか?

交配をやっていると時に思わぬ変わりものが出て来ます。それが「変異」や「突然変異」と呼ばれる場合がありますが、ほとんどの場合は劣性形質が顕在化したか、あるいは遺伝子セットの組み合わせによって出現したもの、すなわち「変異」など起こってはいないのです。親とは似ていない個体が出たとしても、それは遺伝子が変異したからではありません。だいたい、そんなに変異ばかり起こしていたら大変です。ダーウィンの進化論だって、簡単に実験で証明出来てしまうかも知れません。

よく「人間は蠅一匹だって作れない」と言います。実は蠅はおろか遺伝子1つだって1から作ることは出来ないのです。いくつもの遺伝子が上手く協調しながら、このような優美な姿の葉を作り上げている事は、人間の知識や技術から考えれば奇跡のようなものでしょう。ヘレボラスという植物が出来てから何万年経っているのかは知りませんが、気の遠くなるような長い年月が繰り返されて今ある植物が出来上がって来ました。それに比べれば、人間が品種を作るために費やした時間などは瞬きの間ほどもありません。

このような原種がもし失われたとしたら、それは何万年という年月を失ったと同時に、二度と手に入らないものを失ったと考えて良いのだと思います。また、人間が行っている品種改良などと言うものは、所詮、与えられた遺伝子の組み合わせをいじっているに過ぎないのだと思うのです。原種を見ていると、ついそんな事を考えてしまいます。

スポンサーサイト

テーマ : ☆クリスマスローズ☆
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

葉の面白さ

おはようございます。
これもヘレボなんですね。
園芸店を回ってると、たくさんの品種が出回っています。
しかし、新種はお高いです。
黒系になると一株が?千円。
「じゃぁ我が家は?」とすぐ換算している私がいます(爆)

conoconoさんは、何種のヘレボをお持ちですか。
バラ、クレマ、メセン。
忘れてた、雪割草。
時間がいくらあっても足りないですね。

以前、無理のようなこと言われたのですが、何種か花が咲いていますので、黒系を交配に使ってみたいです。
これって、無謀でしょうか

まっちゃん、葉がとても変わってるでしょ。でも、花は緑の目立たないやつ。観葉ヘレボって感じ。今年、この種を播いてあるので、来年の発芽が楽しみです。ってまる一年待つか・・・。ヘレボの値段は数年で落ち着くと思いますよ。

我が家のヘレボですか・・・う~ん・・・。数えてみると、原種が11種でした。産地があるので実際の鉢数は数倍。問題は買ったり貰ったり交配したりした種からの苗や開花株。数える気もしないほど(苦笑)バラとクレマチスは今はほどほどにしてます。実はですね・・・凝ってるのがまだあるんです。いずれご紹介しましょう。

交配ですね・・・。最初は種取り&種まきの練習をかねて10株程度育ててみる・・くらいが楽しいと思いますよ。黒の交配ってやった事がないのですが、黒x白ってどうなるのかなあ。色々な色が出るのかも???

やってみよ~ッ。

とりあえず「挑戦」です。
そのかわり、ラベルはきちんとつけないと…
sidetitleプロフィールsidetitle

conocono

Author:conocono
花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
たまに作り話もあるので要注意。

sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleメールフォームsidetitle

名前:
メール:
件名:
本文:

sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleRSSフィードsidetitle
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。