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斑入り屋敷

今月は、平年に比べて日照時間が1/4程度とかで、野菜の価格高騰が懸念されているそうです。ほんと、毎日毎日くもりや雨で気分が滅入ります。

昨日はそんな鬱陶しい天気も吹き飛んで爽やかな快晴となり、M先生と一緒に斑入り植物の権威Y先生のお宅を訪問しました。噂には聞いていたものの、3年程前に初めて訪問した時は斑入り植物のバリエーションの豊富さに圧倒されました。Y先生が定年退官されて既に10年が経ちましたが、益々アクティブな様子で本当に羨ましいです。先生のお庭で拝見した植物の一部を記録しておきます。

アカメガシワ

日本各地どこでも良く見かける雑草のような樹木「アカメガシワ」は、庭に生えると面倒なので惜しげも無く抜いてしまいます。ところが、この斑入りとなるとぐ~んと観賞価値がアップして、「これなら欲しい!」と思ってしまうのが不思議です。

ビワ

ビワも大木になると鬱陶しい植物ですが、斑入りとなると明るい感じになりますね。

センダン

センダンの斑入り

クレマチスレクタ

クレマチス・レクタ・ルブラ
木立性のクレマチス
赤じそのような色の葉が印象的です。花は白の小輪。沢山咲いたら見事だろうなあ。

ヘビイチゴ

庭のほとんどが斑入りや色変わり葉(カラーリーフ)の植物です。例えば雑草のように見える「ヘビイチゴ」にもちゃんと斑が入っています。

西洋ナラ斑入り

Y先生の案内で、近所の園芸店を回りました。
すっかり目が斑入り化してしまっているので、斑入り植物しか見えなくなっています。「樹の里」(ネット販売もありとか)では、この西洋ナラに一目惚れ。1鉢わけていただきました。あとは斑入りのヤツデ。これは以前から欲しかったもの。アメリカヅタの白斑入りもゲット。イワガラミの斑入り(覆輪)も欲しかったけど、またの機会にしましょう。あと気になるのは黄金月桂樹。赤い茎に黄色の葉が美しいこと。こも次回ゲットすることにしよう。

夕食をご一緒させていただき、話は何故か芸術論(?)に。先生がおっしゃるには、盆栽や生け花など植物関連で「芸術っぽい」のはあるけど、欧米では他の芸術に比べると一段低い扱いなんだそうです。それは、人間が一から作り上げたものでは無いからだそうな。どんな優れた作品でも、大部分は植物そのものの生命活動に依存している。確かにヒトは手助けをしているだけかも知れませんね。それに作品の持続性も問題でしょう。生け花を写真に撮ればどうなるのか?? 写真を撮影する時点でバイアスがかかっちゃうか・・。

植物の組み合わせや栽培方法では無く、それに使う素材を作る事、即ち新品種を作り出す「品種改良」は芸術なのか?? 画家のクレーは「見えないものを見えるようにするのが芸術家」と言ったとか。それなら科学者も似たようなものかも。隠されているのは「意味」か「機能」か? 遺伝子の機能が全部解明されて、遺伝子レベルで植物のデザインが可能となって、まるで画を描くように自由に品種が出来るような時代が来たら、そんな技術を持った育種家も立派に芸術家の仲間入りが出来るでしょうね・・・と言う話になりました。

すっかり長居を・・・また遊びに行きたいなあ。
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テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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斑入り

「斑入り」というのも観賞の対象になるのですね。だんだんと興味が湧いてきました。斑入りの発生のメカニズムは何なのですか。突然変異?法則とか、規則性はあるのですか。
これも幼稚な質問ですみません。

高柳さん、こんにちは
発生のメカニズムとはさすが鋭いご質問ですね。「斑入り」と一口に呼ばれていますが、遺伝するものもありますし、キメラ斑(異質の細胞が混ざり合っている状態)のように遺伝しないものや、さらにはウイルス病の病徴も我々には斑入りに見えます。現象としては、葉の葉緑体が部分的に抜けたり、アントシアニン等の色素が部分的に蓄積することと説明出来ましょうか。ただ、どうしてこれらが部分的に起こるのかについてのメカニズムはほとんど解明されていません。これはY先生宅でも話題になりました。通常は斑入りとは呼ばれませんが、例えばシクラメンの葉の「模様」なども、広義の斑入りと呼んで良いかも知れません。
斑入りは病気のように見えるためか、これまではごく一部のマニアに好まれるものでしたが、花の無い時期にも楽しめるということで、近年急速に人気が高まっています。お一つ如何でしょうか?

どうもいろいろありがとうございます。
遺伝とか、ウイルス感染による病徴とも考えられるのですね。
櫛形山に登ったおりT氏に教えて頂いた、ダンチクやコリウス(コレウス)も斑入りとみてよいのでしょうか。いずれとも見事で気に入ったいます。
Y先生との芸術談義興味深く拝見しました。遺伝子解析が進み自由に遺伝子操作ができ美しい植物を創造できるようになるとは楽しいでしょうね。しかしそのような時代が来る前に、欲の深い人類はそのような技術を使って環境を破壊し、ひとを殺す武器を創造し、自滅の道を進んでいくことでしょう。暗い話しで申し訳ありませんが、そんなに遠くないと思っています。終末的で悲観的過ぎるでしょうか?いまの軍拡競争、いがみ合いみているとそう思われてなりません。

斑入りは突然変異ですから、野山や花壇の植物を良く見ていると斑入りを発見する事があります。突然変異ですね。そんな事を意識しながら山歩きされるのも楽しいですよ。

遺伝子操作で武器製造ですか・・・
確かにそのような事ばかり考えている連中もいるでしょうね。でも、私は結構楽観的に考えています。生物というのは「生き続ける」ことが本質であると思うからです。行き過ぎればかならず揺り戻しがありましょう。その変化は世代を越えた動きになるのかも知れませんから、焦らずじっくり・・と思います。それにしても、人間は何でもかんでも武器にしてしまって、全く頭が固いというか愚かと言うか。折角手にした新しい技ですから、より良い生活に役立てるようにしたいものです。寺田寅彦の「柿の種」に次のような一節があることを思い出しました。結構笑えますし、含蓄がある話です。
「石器時代の末期に、銅の使用が始まったころには、この新しい金属材料で、いろいろの石器の形を、そっくりそのままに模造していたらしい。
 新しい素材に、より多く適切な形式を発見するということは、存外容易なことではないのである。
 また、これとは反対に、古い形式に新しい素材を取り入れて、その形式の長所を、より多く発揮させることもなかなかむずかしいものである。
 詩の内容素材と形式との関係についても、同様なことが言われる。」
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花好きおじさんの園芸と植物に関するあれこれ。
たまに作り話もあるので要注意。

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